厚生労働省は、毎年9月を「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動月間」と定めている。
「健康増進普及月間」の目的は、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進することである。今年度の統一標語は昨年に引き続き「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~」とし、食生活改善普及運動と連携して全国的に展開していく。

「食生活改善普及運動月間」では従来通り、健康日本21(第二次)における栄養・食生活の目標に定められている、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加、野菜摂取量の増加、食塩摂取量の減少に加え、牛乳・乳製品の摂取習慣の定着に焦点を当てた運動を重点的に展開する。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により食生活が大きく変わり、感染拡大前と比べて不健康な食生活になったと感じている者は野菜の摂取量や果物、肉類、魚類および牛乳、乳製品の摂取量が減ったとの報告もある。
今後より一層、食生活改善の重要性を普及・啓発することが求められることから、本年度も引き続き、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとしつつ、具体的には、スマート・ライフ・プロジェクトのスローガンである「健康寿命をのばそう」の下、「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマに、「毎日プラス1皿の野菜」、「おいしく減塩1日マイナス2g」及び「毎日のくらしに with ミルク」を目標に取組を行う。

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令和3年度健康増進普及月間について
令和3年度食生活改善普及運動実施要綱
スマート・ライフ・プロジェクト