文部科学省は2021年7月28日(水)に、『令和2年度学校保健統計調査』の結果を公表した。
学校保健統計調査は、学校における幼児児童及び生徒の発育及び健康の状態を明らかにすることを目的として、昭和23年度(1984年度)より毎年実施されている。 
調査結果のポイントは、【健康状態調査】と【発育状態調査】に分けて報告され、下記のとおり。

【健康状態調査】
(1)裸眼視力 1.0 未満の者の割合は、年齢が高くなるにつれておおむね増加傾向となっており、小学1年生で約4人に1人、小学6年生では約半数となっている。
(2)むし歯(う歯)の者の割合は、8歳が最も高くなっている。
(3)鼻・副鼻腔疾患の者の割合は、小学校・中学校で 1 割程度となっており、9歳が最も高くなっている。

【発育状態調査】
(1)身長の平均値の推移は、平成6年度から 13 年度あたりをピークに、その後横ばい傾向。
(2)体重の平均値の推移は、平成10年度から18年度あたりをピークに、その後横ばい傾向。
(3)肥満傾向児の割合は増加傾向。痩身傾向児の割合は、この10年間でおおむね横ばいもしくは増加傾向。

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報道発表「令和2年度学校保健統計調査の公表について」
学校保健統計調査-令和2年度(確定値)の結果の概要