厚生労働省は、「管理栄養士国家試験出題基準」について前回の改定より、4年が経過することから、昨年9月よろ改定検討会を設置し、平成31年3月検討会報告書をまとめ「管理栄養士国家試験出題基準」が策定された。
今回の改定では、管理栄養士の今後の方向性を踏まえた上で、主に科目横断的な事項(出題数の配分等)を中心とした見直しが行われた。
科目別の出題基準については、前回改定以降に改正・公表された法・制度、前回改定以降の管理栄養士国家試験の出題状況等を踏まえ、出題基準の項目が整理された。
出題数については、引き続き 200 題とされている。
出題数の配分については、各分野間の関連に配慮し、その重複を避け、分野横断的な設問については、応用力試験として取り扱うこととし、一部配分を変更。
具体的には、個人又は集団における種々の状況に応じた栄養管理を実践する上で必要な知識、思考・判断力を備えているかについて評価がより一層可能となるよう、10 問を応用力試験に移行し、応用力試験の出題を 20 題から 30 題に変更されている。
出題形式については、正しいもの(5つの選択肢から1つ又は2つの正解肢)を問う原稿方式のままとされた。
本出題基準は2020年3月に実施予定の第34回管理栄養士国家試験より適用される。
《詳しくはこちら》⇒ 管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会報 告 書