文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年(以下、追補2018)を公表した。
追補2018では新規食品59食品を含め118食品が収載された。
また一部の収載食品については、利用者が適切な食品の成分を参照できるよう、食品名を変更している。
なお、この追加により、収載食品数は、追補2016年及び同2017年による追加、補完後の成分表2015年版(七訂)の収載食品と合わせ、食品成分表全体として2,294食品となっている。
具体的には
①日常的に消費される食品に新たな調理形態を追加
・おおむぎ(押麦、めし)
・小麦粉(プレミックス粉、てんぷら用、バッター、揚げ)
・マカロニ・スパゲッティ類(ゆで後ソテー)
・じゃがいも(塊茎、皮つき、生、電子レンジ調理、素揚げ)
・グリンピース、スィートコーン、ニンジン、ミックスベジタブル(ゆで、油いため)
・ぶなしめじ(素揚げ、天ぷら)
・たいせいようさけ皮つき・皮なし(水煮、蒸し、電子レンジ調理、焼き、ソテー)
・とりささみ(ゆで、ソテー、フライ)
②減塩製品の目安となる調味料類
・うすくちしょうゆ(低塩)
・めんつゆ、二倍濃厚
・なべつゆ、ストレート
・ラーメンスープ、濃縮
・やきそば粉末ソース
・だし入りみそ(減塩)
③加工実態に合わせて細分化した食品
・木綿豆腐・絹ごし豆腐 特定の「にがり」(塩化Mg、硫酸Ca)を使用したもの
④新規食品、地域食品の追加
・チアシード(乾)
・ちぢみゆきな(生、ゆで)
・ずんだ、ずんだもち
《詳しくはこちら》⇒ 日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年について