消費者庁は大阪市内の業者が販売していた特定保健用食品(トクホ)有効成分が表示どおりに含まれていないなどとして、トクホの許可を取り消した。取り消しは1991年にトクホ制度が始まって以来初めて。

初の許可取り消しとなった問題を受け、消費者庁は許可した全1270製品の成分調査のやり直しを指示、1ヶ月後までに結果提出を要求した。
成分含有量が適切でない場合は早急に報告するように求めてた。また、自主的な品質管理等の徹底も依頼。

この調査結果を踏まえ、トクホについて、買上げ調査を将来実施するよう、具体的な検討を考えている。