世界保健機構(WHO)が、加工肉だけではなく赤肉についても発がん性があると指摘する発表をしたことが波紋をよんでいます。

これを受けて、国立研究開発法人国立がん研究センターは、内容の解説とともに2011年に発表した日本人における赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについての関係性を掲載しました。
それによると日本人の赤肉・加工肉の摂取量は平均で1日あたり63gと世界的に見ても摂取量の低い国の1つであり、平均的な摂取範囲であれば影響は小さいとしています。

又、健康維持に有効なたんぱく質やビタミンB、鉄、亜鉛などを多く含む赤肉は、極端に制限する必要性はなく、それよりも健康習慣全般に気を配ることが大切だと発表しています。