DietitianJob運営メンバーの転職体験 第6弾

こんにちは、Dietitianjob管理栄養士のMです。
今回転職体験第6弾を担当いたします。

私は現在東洋システムサイエンスの人材事業部にて栄養士・管理栄養士の方々の転職サポートとしてお仕事の紹介・派遣の手配、その他セミナーや交流会の運営・企画などの仕事をしています。

略歴としまして、栄養士養成の専門学校を卒業後、給食受託会社や保育園などでの栄養士業務を3年半ほど経験したのち管理栄養士免許を取得しました。
その後、東洋システムサイエンスの派遣スタッフとして社員食堂や学生食堂での給食管理と献立作成などを中心に業務を行って参りました。
派遣スタッフとして勤めていたときのご縁がつながり、正社員に転換して今に至っています。

~給食受託会社~

最初に栄養士として入職したのは給食受託会社でした。
私が専門学校生だった当時、卒業生の方が学校に来てお話しをしてくださる機会がありました。
「管理栄養士として自分が今どんな仕事をしているのか」、「仕事をしているなかで感じる大変なことややりがい」について色々と話してくださいました。

私が栄養士を志した理由の一つに、「食べる人を笑顔にしたい」という想いがあったため、卒業生の方と同じところに行けばそれが実現できる!!と感じ、同じ給食会社を目指したことが入職のきっかけでした。

給食会社を選択するメリットの一つに、病院・老人ホーム・保育園・社員食堂など様々な職域を経験できることが挙げられると思います。
実際に私が給食会社で勤務した約2年の間で、特別養護老人ホームと有料老人ホームの2カ所を経験することができました。
高齢者施設という点では共通していますが、特養と有料では提供する食事の内容や食形態が異なっていたため、新たな知識や経験を得ることができました。

配属先の有料老人ホームでは、入居者様それぞれに合わせたおもてなしやお食事が求められ、入居者様との関りのなかでは、言葉遣いや接し方にも気を配る必要があったため、そういったコミュニーケーションスキルも身に付けることができたと思います。
ここでは栄養士が私一人だけだったため、献立作成から発注、その他の栄養事務全般をこなしながら、さらには現場での調理や盛り付け、下膳や食器洗浄も行いました。
日々大変ではありましたが、入居者様から「美味しかったよ」、「いつもありがとう」といった言葉をかけてもらえたとき、大変でも「次もまた頑張ろう」と思うことができました。
しかし、人手不足な状況から早朝から夜遅くまでの長時間勤務が続いてしまったことで、このまま業務を続けていくのは難しいと判断し、転職を決めました。

~保育園~

退職後、少しの間身体と心の休養期間を経たのち、転職活動を始めました。
前職がシフト制で早番から遅番までの長時間勤務が続いていた反動もあり、次は日勤帯で働けて、なるべくなら土日休みがいいなと考え、自宅から近い保育園での求人を探しました。
たまたま自宅近くの保育園の入り口に貼られた求人のポスターを見つけ、すぐに応募し採用してもらえることになりました。

定員25名の小規模保育園だったため、調理する人は私一人だけという状況でしたが、前職で大量調理を経験していたおかげもあり、対応することが出来ました。
ただ、そんななかでも大変だったことは、食物アレルギーを持つ子の対応でした。

一軒家の家庭のキッチン程度のサイズの調理室だったため、安全区域を確保することが難しく、アレルギー対応の調理を先に行ってから、通常の調理を行うといった形で時間に追われる日々もありました。
それでも、可愛い園児たちに囲まれて、成長を感じながら食事作りができたことは私にとって本当にやりがいを感じられた経験でした。
小規模保育園なので、時々保育の補助を行うこともあったため、園児たちとより身近に接することができました。
子どもたちの「美味しい!」「おかわりほしい!」という声を聞けることが嬉しかったです。

~管理栄養士取得後~

保育園で長く続けていきたい気持ちもあったのですが、妊娠を機に退職することにしました。
子どもを出産して1年後、今度仕事をするときには「管理栄養士を取得して、業務の幅を広げられるようになっていたい」と考え、取得を目指して勉強に励みました。
給食会社時代の友人が薦めてくれた国試の予備校に通いながら勉強し、無事合格することができました。

管理栄養士取得後は、子どもを保育園に預けつつ、なるべく子どもを優先しながら働ける仕事を中心に探しました。
せっかくならば管理栄養士の資格を活かせる仕事がしたいと考え、インターネットでひたすら検索する日々でした。

そんななかで出会ったのが、東洋システムサイエンスの派遣パートのお仕事でした。
実は、応募した当初は「派遣」という雇用形態についてあまりよく理解していませんでした。

しかし、最初の登録面談から担当の方がついてくれるので、派遣先での業務内容などを事前に詳しく聞くことができたり、派遣先への最初の面談にも同席してもらえたりと、当時ブランクのあった私にとってはすごく心強い存在でした。
もし、少しでも人間関係や業務内容に不安があったりした際には気軽に相談できるという安心感が大きかったです。
勤務をスタートさせたあとも定期的に担当の方と面談ができたり、会社主催のセミナーを無料で受講できたりとサポート体制もしっかりしていました。

ブランクがあってスタートした派遣のお仕事でしたが、派遣先では人間関係にも恵まれ、派遣としては長く2年半ほど勤務させてもらうことができました。
その後も、担当の方が私の希望に合ったお仕事を探して紹介してくださったおかげもあり、トータルして4年近く派遣スタッフとして勤務しました。
私には「派遣」という働き方が合っていたのだと思います。

~派遣のススメ~

そうしたご縁がつながって、今は私が派遣スタッフの方のサポートをする側になりました。「派遣」を経験した私自身の経験も活かしながら、スタッフさんが安心してお仕事ができるように、これからも頑張っていきたいと思っています。

「派遣での働き方もいいかもしれない…」と思った方はぜひ!
動画「派遣のススメ!」もご覧になってみてくださいね♪

今回は私の転職体験についてお伝えさせていただきました。読者の皆さんが転職を考えた際に、少しでも参考になれば幸いです。