こんにちは、Dietitian Job運営会社 株式会社東洋システムサイエンス管理栄養士の増田です。
昨年の12月、お米作り体験交流会のシリーズ最終回として「しめ縄編」を掲載させていただきました。
今回はシリーズの後記として「お餅つき」体験のご報告をいたします。
春らしさを感じる陽気のなか、石坂ファームハウスさんへ3か月ぶりにお邪魔させていただきました。
今回の「お餅つき」体験は、一連のお米作り体験交流会には含まれておらず、希望者は個人での申込でしたが、私の「やってみたい」という好奇心と、小学3年生の息子に初めてのお餅つきを体験させてあげたいという思いから参加を決めました。
新型コロナウイルスの影響で、夏祭りやお餅つきといった地域の行事がことごとく中止となり、残念がっている様子を見てきたので、こういった場に参加できたことは本当にありがたかったです。
【落ち葉掃き】
お餅つきの前に、まずは裏山での落ち葉掃き作業を体験します。
落ち葉を掃くことによって里山の手入れや落ち葉堆肥としての活用、さらに枝などは燃料として無駄なく再生されるため、落ち葉掃きは農家の方々にとって欠かすことのできない作業だそうです。
裏山はなかなかの急斜面でしたが、竹林がそびえ立ち普段都会では見ることのできない里山の風景に少しワクワクしました。
今まで熊手を使う機会もほとんどない息子でしたが、熊手を使うとたくさんの落ち葉が面白いように一気に集まり、どんどん綺麗になっていくので、楽しんで作業している様子でした。半分遊び感覚ですね。
中腰の姿勢で集めて、拾って、袋に入れていく作業はやはり足腰には堪えましたが、私自身も夢中になれて楽しかったです。
昔はこんな大きなカゴを背負って落ち葉掃きをしていたそうです!
カゴいっぱいに落ち葉が入れば60キロ以上の重さになるとか…。大変なお仕事ですね…。
【お餅つき体験】
次はいよいよお餅つき体験です!
と、その前に
まずは、蒸したもち米を温かいうちにそのままいただけるサプライズが!
お醤油をかけたシンプルな味付けでありながら、もち米の甘味とモチモチとした食感がとても美味しかったです。
そしてあっという間になくなりました(笑)
その後、お餅をつく人、お雑煮用の野菜を切る人などそれぞれが分担して作業を行います。
家ではほとんどお手伝いをしない息子でしたが、野菜をちぎったり、包丁を使って食材を切ったりとすごく張り切って作業していました。
いつもはお手伝いを頼んでも面倒くさがることが多いのに、参加者の方々と一緒になって作業するというのは、やはり特別な体験ですね。
これも食育の一つかなと感じました。
そして、こちらが餅つきで使った杵と臼です。
杵は5キロ以上の重さがあるように感じました。(意外に重い…汗)
いきなりつき始めるのではなく、まずは杵でもち米をつぶしていきます。
ここできちんと粒をつぶさないといけないそうです。
この作業もなかなかの重労働でした。
杵を持ち上げておろすだけの動きでも10回ついたら息が上がってしまいました。
餅をめがけて振り下ろすのも簡単ではなかったです。
息子も子ども用の杵を使わせてもらい、初めてのお餅つきを体験できました。
完成したお餅はあんこ、きな粉、辛味大根、お雑煮の4種類のお味で楽しみました。
つきたてのお餅はほたほたで本当に柔らかく美味しかったです!
石坂ファームハウスさんでは、4月の初旬に「たけのこ堀り体験」も開催しているそうなので、また参加させていただくかもしれません。
ご興味のある方はぜひ石坂ファームハウスのブログをチェックしてみて下さい♪
オンラインでの栄養士交流会も開催しております★
皆様のご参加をお待ちしております♪