味噌作りに挑戦 ~続編~

こんにちは!DietitianJob(ダイエティシャンジョブ)運営会社(株式会社東洋システムサイエンス)大阪人材事業部の後中です。

以前のブログでご紹介させて頂いた(味噌作りに挑戦)、弊社ブログ執筆スタッフである橋本沙織さんのお味噌作り教室で作ったお味噌が、半年間の発酵期間を経て、食べごろの時期を迎えましたので、

ドキドキしながら開封してみました!♪

(⇒前回の取材時のブログはこちら )

約半年前の4月下旬、麹・塩・大豆 の3点のみで作ったお味噌がこちらです。

色は肌色に近い色味です。

そのお味噌を半年間発酵させたものはこちらです。

新聞紙に包み、風通しが良く、日の当たらないベランダの一角で保存していたのですが、作りたてとは全く違う、濃い茶色のお味噌に仕上がっておりました。

ベランダの片隅でちゃんと発酵しながら、この夏の台風を乗り越えたお味噌

さらに、橋本先生の教室にて、発酵中のお味噌(手前味噌)に話しかけると美味しくなる、と習いましたのでこの半年間、たくさんたくさん、お味噌に話しかけました(笑)

そんなお味噌の半年間の思い出もあり(^^;)

開封するのはちょっと寂しい気持ちにもなったのですが…

なにより味が気になる!!!ということで、

満を持して開封致しました!

上の写真ではわかりにくいのですが、パックを開封すると表面にじんわりと茶色い液体が。

これは一体・・・?

と調べたところ、《たまり》というものだそう。

良く耳にする、《たまり醤油》というやつですね!

醤油と何が違うの?というところが気になるのですが・・・

今回のお味噌の原料は大豆。

醤油は一般的に小麦と大豆を1:1の割合で使用されています。

要するに《たまり》は大豆100%でのお味噌から出る熟成したもろみ液、という訳です。

この《たまり》は、醤油の元になったと言われているそうで、鎌倉時代に信州の禅僧が、金山寺味噌の製法を伝えているうちに、桶の中で分離した液体を発見したことが、《たまり》の起源であるとされています。

お味噌を手作りすると、無添加の手作りたまりにも出会えるのね!!

と感動した私ですが、肝心のお味噌はどうでしょうか・・・。

ドキドキ

今回は、お味噌の風味を邪魔しないよう、具材少なめのシンプルなお味噌汁にしました。

匂いはキツくなく、柔らかな香り。

お味は、優しい甘みで、どこか懐かしさのあるお味でした。

ちなみにお味噌汁の横にある厚揚げには、《たまり》をかけてみました。

なんとも大豆づくし・・・(^^;)

一般的なこいくち醤油よりも香りが強く、塩辛さが少ないように感じました。

そんなこんなで初の手作りお味噌の試食を楽しんだ私は、橋本先生に連絡をし、

『このまま全て冷蔵庫で保管して大丈夫ですか?』

と質問しましたら、先生から、

『半分は冷蔵庫にて保管、もう半分はさらに熟成させてみては?』

という、アドバイスを頂きましたので、半分はまた表面をラップで覆い、光が入らないよう包み、ベランダの定位置へ戻しました。

これからは定期的に取り出し、熟成度合いを確認し、

好みのお味噌の発酵期間を見つけたいな

と思います(*^^*)

また、だんだんと冷え込む季節となりました。

今年の冬も寒そうですね…。

以前のブログ記事を確認すると、《寒仕込み》したお味噌は味わい深く、美味しくなるそうです。

この冬の間に、またお味噌作りに挑戦してみたいと思います!

お味噌作りは、出来上がりまでの変化を楽しむことができ、高度な技術も必要ありません。

ぜひぜひ、ご家庭や、保育園・幼稚園での食育授業でもチャレンジしてみてくださいね!

参考

日本醤油協会・しょうゆ情報センター