『訪問栄養士研修会~事前学習の会~』プチセミナー

はじめまして、DietitianJob(ダイエティシャンジョブ)運営会社(株式会社東洋システムサイエンス)大阪人材事業部 榎原です。

私たち、キャリアアドバイザーの仕事は主に、栄養士・管理栄養士の皆さまにお仕事をご紹介することですが、
皆さまのスキルアップを支援するためにセミナー開催もしています。
すでにご受講いただいたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私がこの仕事をしたいと思ったのも、人材事業という仕事はもちろん、
『セミナーを開催することで自身も必然的に講義を聞くことができる』
というのが理由の一つでした。

短絡的な動機だったのですが、まさか講師として話をすることになるとは (^^;

今回は、そんな私が担当したプチセミナー『訪問栄養士研修会~事前学習の会~』について書かせて頂きました。

訪問栄養士研修会~事前学習の会~

6月に大阪で開催した 『訪問栄養士研修会』
訪問栄養指導は、在宅医療が推進される現代に、病院だけでなく高齢者施設や調剤薬局など多くの施設・企業で注目され導入が試みられている分野です。

それゆえ『訪問栄養士研修会』は大好評のセミナーなのですが、やはり臨床や栄養指導の経験がない方にとっては、聞きなれない言葉があったり内容が難しかったり参加するにもハードルが高く感じられたりというご意見を伺っていました。

そこで前職が病院勤務であった私が、臨床栄養学の復習を主な内容とした「事前学習の会」という形のプチセミナーを開催することなりました。

講義の内容は

  • 栄養スクリーニングとアセスメント
  • 検査値ガイド
  • 主要な疾患とれそれの栄養管理について

そして最後に、管理栄養士国家試験の演習問題をみんなで解いてみました。

ご参加くださった皆様は、

  • 薬局やメーカーで勤務されている方
  • 栄養士の仕事から離れていた方

など、臨床経験のない方や少ない方でした。
講義は基礎的内容なので、既に理解されている内容や情報もありましたが、
「あー、こんな病名あったな」
「なんとなく聞いたことあるような…」
「懐かしい」
といった言葉も聞かれました。

最近の治療薬や医療情報には、その進歩と真新しさに驚きと感銘の声が聞かれました。
会の最後には演習問題として数問、国家試験問題をやってみたのですがなかなか難しかったご様子 (^^;

栄養士の職域は広いので、やはり使う知識は偏りが出てきます。
私も栄養ケアマネジメントの経験はありませんし、国家試験で好きだった公衆栄養学関係の情報にも今や疎い(泣)。
知識の維持はもちろん、特に他職域の知識やスキルの向上は難しいなということを改めて感じました。

日本の管理栄養士も、アメリカやニュージーランドの栄養士制度のような免許更新制にした方がいいのでは?という意見も聞きますよね。
学生の時は「絶対いやだ!」と思っていましたし(笑)
自分の首を絞めることにはなるかもしれませんが、栄養のプロとして知識やスキルを維持するためには必要なことなのかもしれないなと考える機会にもなりました。

皆様も、久しぶりに国家試験問題に取り組んでみては!?・・・というのは冗談ですが (^^;

知識とスキルの維持、向上のために、
(株)東洋システムサイエンススキルアップセミナーをぜひご活用ください。
全国5箇所、さまざまな内容で開催致しております。

今回、私が担当したプチセミナーもリニューアル開催予定です。
少しでも興味のあるセミナーがあれば、お気軽にお問合せくださいませ。