こんにちは、執筆スタッフ「いただきますプランニング」の山口香代子です。
今回は、食事の作法のひとつでもある『いただきます・ごちそうさま』という食事時の『あいさつ』についてのお話です。
私が、起業を決めたとき、屋号は『食』に関連するものがいいと常日頃から考えておりました。
『いただきますプランニング』にするのか
『ごちそうさまプランニング』の方がよいのか真剣に悩みました。
そして、これからも、色々な『食』と出会いたい(食べたい!)
新しい人ととのご縁をいただきたいという思いと、そんな出会いに感謝する気持ちから
『いただきますプランニング』と名づけました。
『いただきます』『ごちそうさま』という言葉は、私にとって、小さいころから、なじみがある言葉であり、無くてはならない言葉です。
ごはんを食べる前には必ず『いただきます』を食べ終わったら『ごちそうさま』と言い続けています。
そして栄養士になってからは、特に、大切にしたいと思っている『言葉』でもあります。
『いただきます』『ごちそうさま』は、さまざまなものや人への『感謝』の気持ちをあらわす言葉です。
食事のあいさつ『いただきます』『ごちそうさま』は、いったい誰?何に?感謝する言葉なのでしょうか?
- 食べ物を育ててくれた人(農家・酪農・・・)
- 漁師さん
- 調理に関わってくれた人
- 命を提供してくれた生き物・・・
『ご馳走様(ごちそうさま)』の『馳走』という言葉には『走り回る』の意味があり、昔むかし、交通機関が発達していない時代は、いろいろなところへ、走り回って食材を集めていたことに感謝する気持ちから『ご馳走様(ごちそうさま)』とあいさつするようになったと言われています。
たくさんの人たちのおかげで、私たちは、毎日食事をすることができます。
今までたくさんの、子ども達に『いただきます』『ごちそうさま』の由来を話しました。
昨年、大阪ガス株式会社とのコラボ企画で、親子クッキングを開催しました。
「地域密着いただきます!」という講座名そのままに、参加者の方々が、実際に生活している地域の食材を丸ごと使った料理教室となりました。
(最終回のメニュー)
- 堺市美原区の古代米を使った古代米ごはん
- 堺市唯一の養鶏場の卵を使った和風ミートローフ・シフォンケーキ
- 堺市南区で育てられた柚子や大根の柚子大根
- 堺市南区の野菜たっぷり味噌汁
今回の講座は、調理をしてもらうだけでなく、当日使用する食材を育ててくださった生産者の方を会場に、お招きして、栽培や食材にまつわる様々なお話をお伺いし、調理し食べるという取り組みをしました。
レモンや野菜をを育ててくださった方・古代米に関わる方々など、たくさんの方々が
お越しくださいました。
私は講座を通して、栄養士として「地産地消」の大切さや、地域の自然の恵みの豊かさを
参加の方々に伝えることができました。
講座終了後、参加者の方より、ただ料理を作るだけ、食べるだけではなく、どこで・誰が・どのようにして育ててくれたのかを知ることにより、地域の食材の魅力がより伝わったという感想をいただきました。
昨年、大変好評だった、この取り組みを今年も継続できることとなり大変嬉しく思っております。スタートは夏休み、夏野菜をふんだんに使用したメニューから始まります。
また、食育ブログでご紹介できたらと思っております。