こんにちは。外部執筆スタッフ『いただきますプランニング』の山口香代子です。
前回よりこのブログは始まりましたが、
今回は「食育」をスタートする上でとても大切な「食育」って、そもそも何?
ということを正しく理解することから、スタートしたいと思います。
食育の推進に向けて「食育基本法が制定されました」
まずは、農林水産省の食育の推進に向けて「食育基本法が制定されました」
こちらには、
「いつ出来たの?」
「目的は?」
「食育って何?」
「なぜ法律が必要なの?」
など、項目ごとに詳しく説明されています。
何となく知っているという方も、改めて是非ご確認ください♪
昔は、地域や家庭で自然なかたちで行われていた「食育」というものを、
今なぜ学ばなければならなくなったのかが、わかります。
食育推進計画は、食育基本法に基づき、食育の推進に関する基本的な方針や目標について定められています。
食育を推進する上で、これらを正しく理解することが大切です。
第3次食育推進計画
食育推進計画は、平成28年から平成32年までの5年間を期間として、第3次食育推進基本計画
がスタートしています。
トップに掲載した第3次食育推進基本計画はパンフレット全体版として、とてもわかりやすくまとめられています。
食育は「小さな子ども達」のためだけのものと思われがちですが、全く違うことがわかります。
子どもは大人の予備軍なのです。
そのことを、ふまえて保育園や幼稚園や学校などで、何をすれば良いのか考えなければなりません。
食育がスタートした頃と全く同じ事を、していたのではいけないように思います。
今取り組んでいる食育の中で続けていかなければいけないことと、
見直さなければいけないことを明確にすることからはじめましょう。
4月は入園・入学の季節です。
なれない環境での生活がスタートし、子ども達も保護者も不安でいっぱいです。
保育園も入園当初、子ども達の鳴き声が響いていいます。
その声をきいて不安になって泣いてしまう子ども達もいます。
でも、個人差はありますが新生活にも慣れて、楽しく過ごすことができるようになります。
そんな中、初めての給食を食べる子ども達に、どんな給食を提供しようか?
栄養士として悩むところです。
そんな中、私は給食は最大の食育のチャンスと思っていました。
様々な料理や食材で食体験を増やして欲しいところですが、4月はできるだけ食べ慣れたものをと思い、
子ども達に馴染みのある献立にしていました。
家で食べたことのあるもの
食具を使う事が苦手な子ども達
噛む難いことにも配慮(繊維が多いものなど噛み難いもの・つかみ難い煮豆などは様子をみてから)
給食って美味しい!
時間内に食べきることができた!
など、給食に慣れることから始めると小学校、保育園での生活がスムーズです。
カレーや丼や麺類などは子ども達の大好物です。
どちらかというと、あまり噛まなくて食べられるメニューですが、
給食のスタートメニューにおすすめです。
栄養価の事を考えて「ほうとううどん」「豚汁うどん」「けんちんうどん」など
具たくさんの麺類はいかがですか?
具材の味で、おだしがとても美味しくなります。
手に入りやすい食材でお試しください。
ではまた次回もお楽しみに。