Online Salon 特定保健指導での悩み~行動変容を促すには~

こんにちは!

Dietitian Job運営会社、東洋システムサイエンスの管理栄養士 那須野です。

7月7日に開催いたしました「Online Salon 特定保健指導での悩み~行動変容を促すには~」について報告いたします。

今回のサロンはこれから特定保健指導が繁忙期を迎えるにあたり、ちょっとした勉強とお悩み共有の場として、経験者から未経験者まで総勢12名の方にご参加いただきました!!

当日は、弊社特定保健指導講座で講師を務めていただいております、西田先生をお迎えし、エネルギー代謝に筋肉の刺激が必要な理由や行動変容を促すにはどのようなアプローチが効果的か?といった内容のプチセミナーと、実際に身体を動かしたり、参加者同士でお悩み共有したりいたしました。

参加者の状況アンケート

まずはアイスブレイクとして、ご参加いただいた皆様にいくつか運動に関するアンケートを実施いたしました。その内容を一部ご紹介します。

<質問>ご自身に運動習慣はありますか?

「指導をするにあたり、自らも時間を作り運動の時間を作っています」という参加者様もおりましたが、一方働き世代、子育て世代の参加者も多く時間が作れないというご意見もありました。

<質問>運動から得た気持ちはどのようなものですか?

ダントツで多かったのが、『爽快感が得られる』という回答でした。選択肢には辛いなどのマイナス感情も入れておりましたが、回答結果は達成感や楽しい・嬉しいといったプラス感情ばかりで、運動はやはり心身共に健康に良いのだと再確認しました。

<質問>運動をやめてしまった時…再開のきっかけとなるのは?


皆さんスリムでしたが、やはり太ったと感じたら運動をする!さすが管理栄養士ですね。

<質問>運動のモチベーションを維持、上げるには?

目標達成のため、体重計に乗るなど運動による効果を感じることで運動を続けられる方が多いようですね。自然とあがるとは、素晴らしい!!

ちなみに、私は運動頑張ったらビール飲むぞ!と思って頑張ります。(運動効果プラマイゼロ…)

講義~体験~

今回は西田先生の得意とする「体の不調」や「自身のなりたい!」からアプローチする運動についてお話いただきました。

「病気になるから…」という恐怖感ではなく、「こうしたら気持ちがいい!」「もっと身体を大事にしたい」という対象者様の感情ややる気をどうしたら引き出せるか。そしてエネルギー代謝をよくするために筋肉への刺激がいかに重要かというお話をうかがいました。

そして、肩こりや目の疲れ、便秘、お腹まわりをスッキリさせたいなど、不調症状があるということは、その部分の血流が良くないので、その部分の血流をよくするために簡単にできるストレッチを皆で体験しました。

画面越しでしたが、先生に部分ストレッチのやり方やポイントを教わり、一同実践!!

最近増えているICT面談でも画面に張り付いて話すばかりの面談より、こういった動きのある運動指導は気軽にできて、実際にデスクワークの中で取り入れられるので効果的だと感じました。

お悩み共有では、行動変容を促すためのインパクトある文言やお酒が大好きな方への効果的な指導方法など西田先生や皆様のご意見を伺いつつ交流しあっという間の2時間でした。

参加者の感想(一部抜粋)

◎先生の分かりやすい説明に感動しました。また先生のセミナーに参加したいです。今日、おそわったことを是非とも支援に活かしたいです。

 ◎色んな方の意見や悩み、解決方法が聞けてとても勉強になりました。教科書ではわからない、実際の現場の意見を聞くことができ、貴重な経験となりました。ありがとうございました。

◎想像を超える内容の濃さでした。対象者のモチベーションの上げ方、時間のとれない方の運動の取り入れ方、健康への恐怖心ではなく心地よさからの運動への誘い、なぜ運動の導入なのか、ストレッチの生活習慣タイミング、十人十色なアプローチなどなど勉強になりました。まだ経験はございませんが、今後、活動の機会を得たいと思っております。ありがとうございました。

◎特定保健指導をするにあたり、他の方の支援方法を聞くことで引き出しを増やすことができました。 また、運動方法についてや検査数値と生活の見直しについて、どのように話せば説得力があるか学ぶことができました。 貴重な時間をありがとうございました。

当日ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

また今年度の特定保健指導が終わる3月頃に、違った形で特定保健指導に携わる皆様との交流会を開催できればと考えております。

その他にもDietitian Jobでは様々な交流会(Online Salon)を開催中ですので是非ご参加ください♪