こんにちは。名古屋営業所の山田です。
GWはいかがお過ごしでしたか?
新緑の季節、こころ軽やかにお出かけしたいところをぐっとこらえ~
緑に恋焦がれながら家でパン作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回”栄養士がご紹介する野菜ジュースメニュー”は、フーガス葉っぱをイメージした『オリジナルブレッド』です。
『フーガス』とは
南仏プロバンスを発祥とするパン。
変わった形は木の葉やカーニバルの仮面ともいわれ、もっちりとした食感が特徴。
名前の由来は、ラテン語「竈の灰の下で焼いたパン=パニス・フォカチウス」からきてるとか。始まりがパン竈の温度を確かめるのに灰の下で焼かれた平らなパンだからなのでしょう。
味はオリーブやハーブ、チーズを混ぜた塩味ベースのものが多い中、甘いフーガスが根付いているところもあるようです。
【材料】2個分
①生地:強力粉 160g
全粒粉 40g
インスタントドライイースト 小さじ1(4g)
きび砂糖 大さじ1(9g)
塩 小さじ1/2(2.5g)
②生地:緑でサラナ(野菜ジュース) 140g~160g(*注)
③生地:オリーブ油 大さじ1(13g)
④混ぜ物:バジル(乾燥) 小さじ1~2
プロセスチーズ 40g
成形用:オリーブ油 適量
焼成用:オリーブ油 適量
【下準備】
1.①を大きめのボウルに計量する。
2.②緑でサラナ(野菜ジュース)を40℃に温めておく。
*粉の乾燥具合・気温・湿度により加える量に差が出る為、少ない分量から加え様子を見ながら足す。
3.④プロセスチーズを5㎜角にカットしておく。
【作り方】
< こね >
1.①のボウルに②を加え混ぜる。
2.③を加え混ぜ合わせる。
3.台の上に出してこねる。
*始めは台にこすりつける様にこね、まとまるようになったら転がすようにこねる。
*弾力があり、つるっとした表面になればOK (こね時間の目安:15~20分)
4.台に生地を広げ、④のバジルとプロセスチーズを加え混ぜ込む。
*生地を四角に広げ、具材を広げ手前から巻き、横からも巻いてもむように混ぜ込むとよい。
5.丸め直す。ホウルに入れ、ラップをかける。
<1次発酵>
1.40℃30~40分
*発酵後生地の状態が1.5~2倍位になっていればOK。
<ガス抜き・分割・ベンチタイム>
1.ガス抜きをする。
*上から優しく軽く3ヶ所位をおさえる。
2.2分割。
*2等分に切り分ける。
3.丸め直して、ベンチタイム10分。
*ぬれ布巾をかけ、生地を休ませます。
<成形>
1.①生地のとじめを上にして台に置き、めん棒を縦横と転がして、やや大きめの楕円形23㎝位の長さに広げます。
2.②スケッパーの丸い部分にオリーブ油を塗り、その部分を使って生地の中心に縦3本、左右に斜め3本づつ切り込みを入れる。
*切り込みは長さはバランスよく入れること。
3.③台からはずし、穴を広げ気味にして、クッキングシートをしいた天板にのせる。
*ここで形のベースが出来るので形を整えるとよい。
4.④残りの1個の生地も同様に行う。
5.⑤ラップとぬれ布巾をかける。
<2次発酵>
1.40℃、10~15分
*2次発酵中にオーブンを予熱する。
*発酵後生地の状態がややふっくらなっていればOK。
<焼成>
1.210℃、15~20分
*ラップとぬれ布巾をはずし、表面にオリーブ油をぬり焼く。
*表面の生地がパリっと固く焼けていればOK。
2.焼き上がり。
*オーブンから取り出し粗熱を取りひと肌に冷まします。
【仕上げアレンジ】
今回のパン生地は、小麦・ハーブの香る素朴なパンです。
ラタトゥイユと一緒に食事としていただいたり、ティータイムにおいチーズならぬ、クリームチーズを塗って食べても美味しいです。
又当日はそのまま、翌日はトーストすることをおすすめします。
ドライトマトを混ぜ込むのも美味しいです♬
そして!野菜ジュースパワー!パンだけ食べてるのに野菜も取れてるっていいですよね~
緑でサラナは、不足しがちな野菜がとれ、野菜100%の天然アミノ酸がコレステロールを下げる働きがあります。
是非!お試し下さい。
*注)緑でサラナは、サンスター株式会社の特定保健用食品です。