新社会人としてスタートを切った栄養士さんや管理栄養士さん。
新生活にワクワクする一方で、慣れない環境への不安も大きいものかと思います。
こんにちは。外部執筆スタッフの管理栄養士の広田千尋です。
私が栄養士として就職したのはかれこれ10数年前…。
当初は右も左もわからずあたふたとしていましたが、今ではすっかりよい思い出となっています。
今回は新社会人の栄養士さんたちに向けて、応援の意味を込めて社会人生活を乗り切るコツをお伝えします。
社会人生活は“慣れ”が一番!
「社会人のルールやマナーは?」
「こんなときはどうしたら?」
などと、初めての社会人生活はわからないことばかりでしょう。
ときにはストレスを感じて「もう辞めたい!」…なんて思ってしまうことも。
このようなストレスの多くは“慣れないこと”も原因のひとつです。
初めはみんな、わからないのは当然です。焦らずにひとつひとつ仕事やマナーを覚えて、少しずつ1人前を目指していきましょう。
社会人になってしばらく経つと、新人の頃にあたふたしていたのが懐かしい…なんて思うものですよ。
謙虚な気持ちを忘れずに、毎日少しずつ仕事を覚えていってくださいね。
とはいっても、慣れるまでの間は苦労が多いことでしょう。次からは、慣れるまでの期間を乗り切るコツをいくつかお伝えします。
挨拶・感謝の言葉・笑顔を大切に
新社会人だけでなくすべての社会人に大切なことですが、挨拶・感謝の言葉・笑顔を大切にしましょう。
基本的なことではありますが、とくに新社会人の期間はさまざまなことを教わります。
笑顔で挨拶や、感謝の気持ちを伝えられるとコミュニケーションを円滑にしてくれますよ。
また栄養士や管理栄養士として就職すると、パート職の方に作業をお願いする場面も出てくるでしょう。
パート職といっても、年上の方がほとんどで、ときには年配の方もおり、どのように付き合っていくべきか悩む場面も出てきます。
相手への敬意を忘れずに、笑顔で接して、お互い気持ちよく仕事ができるようコミュニケーションを取りましょう。
自分が先輩になったとき、挨拶・感謝の言葉・笑顔の大切さに気付きますよ。
今は緊張してしまうことも多いかと思いますが、ぜひ心がけてみてくださいね。
メモ帳は必須!ときにはメモをまとめて復習しよう
働きはじめてすぐのころは、覚えることの多さにグッタリすることもあるでしょう。
新社会人で慣れない環境での緊張も加わると、なおさら仕事を覚えられない…なんていうことは仕方がないもの。
教わったことを忘れてしまっても、メモを活用して一度自分で考えてみましょう。
そのためには「この仕事をするときはどのメモを見ればいいか?」というのを把握しておく必要があります。
ぐちゃぐちゃのメモでどこに書いたかわからない、そもそもメモを見返そうとしない…なんていうのはNGです。
時間があるときにメモをまとめ直したり、見返したりして復習しておきましょう。
仕事の休憩時間や、帰宅したあとに10分でもいいので、このような時間を作るようにしてみるといいですよ。
メモを活用してみて、それでもわからないことを人に聞くようにすると、より仕事への理解が深まって、早く仕事を覚えられるようになりますよ。
しっかり休養・ストレス解消しよう!
仕事は“慣れ”ともいいましたが、やはり慣れてしまうまでの期間は大変なものです。
その期間を乗り切るには、仕事以外の時間の使い方も大切です。
仕事で疲れた日は、とにかくしっかり休養して、身体や頭を休めてあげましょう。
疲れがたまると思考もにぶくなり、ネガティブな気持ちになってしまうことも多いもの。
食事をしっかりとってお風呂にゆっくり浸かり、睡眠時間を十分に取って身体を労わってあげてください。
また休日はプライベートの時間を充実させるなど、ストレス解消も必要です。
楽しみがあると仕事もがんばれる…という方は多いはず。メリハリをつけながら、大変な期間を乗り切ってくださいね。
がんばれ!新社会人の栄養士さん!
学生生活とは違う慣れない環境で、がんばっている栄養士さん。
ときには仲間で愚痴をこぼして、うまく乗り切ってくださいね。
仕事とプライベートのバランスがうまく取れるようになれば、社会人生活が充実してきますよ。
応援していますね!