栄養士・管理栄養士の転職は、職域が違うと仕事内容がガラッと変わることが多く、転職したい気持ちはあっても一歩を踏み出せない…という方も多いでしょう。
こんにちは。外部執筆スタッフの管理栄養士の広田千尋です。
私は今まで栄養士→管理栄養士と合計3回の転職を経験しました。
転職はキャリアアップにもつながります。
未経験でもしっかりアピールできれば転職は可能なので、一歩を踏み出してみませんか?
今回は栄養士・管理栄養士が職域を変えて転職するときに役立つポイント3つをまとめてお伝えします。
ポイント①未経験での採用は人物重視。あなたの魅力を伝えよう
未経験で転職したい場合、もちろん経験がある方が強みになります。
ですが、「経験者の魅力」よりも「あなた自身の魅力」が上回っていれば採用に繋がります。
具体的には、採用試験に至るまでのやり取りのスムーズさ、面接でのふるまい、就職への熱意のアピールなどが「あなたの魅力」です。
例えば採用する側の立場に立ってみると、「経験はあるが、あまり笑顔がなく受け答えがはっきりとしない。採用した後のコミュニケーションに不安がある」
という人よりも、「経験はないが、表情がよくコミュニケーションもスムーズ。意欲も感じられるし、採用しても問題なくやっていけるだろう」と思われる人の方が、採用する側としても安心なのではないでしょうか。
あなたの魅力がしっかりと伝わるように、ある程度のビジネスマナーを身に付け、面接で笑顔やコミュニケーションがスムーズにできるよう、しっかりと練習しておくといいでしょう。
ポイント②熱意は正しくアピールをしよう
未経験の転職の場合、熱意のアピールは大切です。熱意があり自身で勉強をしていることをアピールでき、あなたの魅力がしっかり伝われば、未経験の部分はカバーできるでしょう。
ただし志望動機を「御社(御施設など)で勉強したい」というのは絶対にNGです。
就職先はあなたに勉強を教えてくれるところではなく、仕事をしてお給料を貰うところです。
もちろん仕事をしていく上で勉強になることはたくさんあるかと思いますが、あくまで勉強は自身でする、というスタンスで臨むことが大切です。
熱意があることはもちろん、就職するために今努力していることを合わせてアピールしましょう。
ポイント③「できること」と一緒にあなたを採用するメリットを伝えよう
自己PRの際、「できること」と一緒に「それによって御社(御施設など)にどのようなメリットをもたらすか」ということを伝えましょう。
あなたを採用した後のことを具体的にイメージしてもらえれば、採用の確率はグッと高くなるでしょう。
例えば、
「人とお話するのが得意です」というアピールだけではなく、「人とお話するのが得意なので、●●という面で御社(御施設など)にお役立ていただけるかと思います」といった具合です。
具体的に、病院の管理栄養士志望で「人と話すのが得意」をアピールする場合
・コミュニケーションを取り、部署内はもちろん他部署とも円滑に仕事を進め、トラブルやミスなどを減らすのに役立てます
・栄養指導の経験がないことを強みに患者さまと同じ目線に立ち、話しやすい雰囲気作りをして、患者さまの健康に役立つというメリットはもちろん、ドロップアウトを防いで貴院への栄養指導件数の貢献に努めます
などとアピールできます。
就職したい職域、仕事内容によってアピールできる内容は様々なので、募集要項やホームページをしっかり確認して、アピールできる内容を考えてみましょう。
不安があるならキャリアアドバイザーに相談してみよう
転職する際の不安について、キャリアアドバイザーを利用して相談してみるのも方法です。
ハローワーク(公共職業安定所)でもさまざまな相談ができるのでぜひ活用していただきたいのですが、栄養士の仕事に関する専門的な相談は、具体的なアドバイスが貰えないこともあります。
東洋システムサイエンスでのアドバイザーによるサポートは、応募書類の作成サポートや面談の日程や条件面の交渉などまで栄養士に特化したスタッフだからこそできるサポートです。
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あなたの転職が成功し、より充実した生活になることを陰ながら応援しています。