こんにちは。東京人材事業部の長安です。
秋深まる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
食欲の秋、読書の秋・・・もしかしたらシゴトの秋!という方もいらっしゃるかもしれません。
このブログの読者様はお仕事をされている方が大半かと思います。
皆さんはご自身のこれからの「キャリア」について、どんなイメージをお持ちですか?
どんな未来でも選べるとしたら、どのように自分の人生をデザインしたいでしょうか?
その理想を持ちながら、現実レベルで、客観的・俯瞰的に自分を見つめてみることも大切です。
前回の「自己理解を深めよう」では、ソーシャルスタイル理論についてお伝えしましたが、今回はキャリア編、ということで、仕事においての自己理解を深めてみましょう♪
キャリアとは?
皆さんは「キャリア」と聞いて何を思い浮かべますか?
仕事の階級?経験した仕事の総称?それとも携帯電話の通信サービス会社、でしょうか?笑
ここではキャリアを、「人生全体の中にある、仕事人生(Working Life)」と定義します。
「ワークライフバランス」という言葉がありますが、仕事は私生活によって充実し、逆も然りです。
日本人はWorkとLifeの境界線があいまいなことが多く、海外からは、何故日本人は休まないのか?と不思議に思われているそうです。
週末でもつい、仕事のメールが来ていないか、頻繁にスマホをチェックしてしまう私には、なんとも耳が痛い話です。
フランスでは、2017年に「つながらない権利」を定めた法律が施行されました。
勤務時間外の従業員の完全ログオフ権(メールなどのアクセスを遮断する権利)です。
仕事をしない権利というよりも、労働者の健康を守るという意味合いが強く、諸外国でも広がりを見せています。
日本ではまだ法制化の動きはありませんが、2020年のコロナ禍で在宅勤務が加速し、当たり前だったことや前提が覆されるなどのパラダイムシフトが起こっていますね。
今後ますます、働き方や、働くことに対する意識そのものが変わっていくのではないかと思います。
少し脱線してしまいましたが、
Working Lifeを、全人生の中で、どういう風に位置づけるか、
生きがい、働きがいをどうしたいか?
こんな問いに対して、自分なりの答えを探してみることが、キャリアを考える第一歩です。
キャリアを考える2つの視点
キャリアには「外的キャリア」と「内的キャリア」という、2つの視点があります。
職業、地位、年収など周囲から見てわかりやすいものは「外的キャリア」、
一方、働くことの意味や価値や意義などが「内的キャリア」です。
なぜその仕事をしたいのか、なぜその職業を選ぶのか、なぜその会社で働きたいのか、というときの“なぜ”がこれに当たります。
例えば、同じ職場で同じような仕事をしていても、充実感を持ちながら活き活きと働いている人もいれば、辛くて辞めたい思いながら働いている人もいるかもしれません。
これは、その人の内的キャリアの違いから起こります。
内的キャリアは、本人にしかわかりません。
どのような知識や経験を持っているか、何ができるか、どんな資格を持っているかということだけでなく、
「どのようなことに働きがいを感じるか」
「働く上でのモチベーションの源は何か」
「どのような人生を送りたいと思っているのか」
といった生きること、働くことに対する、自分なりの意味や意義を捉えておくことは、今後のキャリア形成にとって、とても大切です。
なぜなら、外的キャリアの成功と本人の満足度は必ずしも一致せず、人がうらやむキャリアを歩んでいても、本人はまったく幸せでないということもあり得るからです。
内的キャリアを知り、それを充実させながら、「私だけの」幸せなキャリアを築いていきたいですね。
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