栄養士がご紹介する大麦メニュー第十弾!

こんにちは。名古屋営業所の山田です。

今年のGWはコロナの影響で外出自粛を余儀なくされるなか、

ご家庭で粉物を使った料理を楽しまれている方も多いのではないでしょうか?

そこで ご提案!

よもぎの新芽が出てくる美味しい時期、手作り草餅にチャレンジしてみませんか?

今回の ”栄養士がご紹介する大麦メニュー”は、手作り『草餅』をご紹介致します。

『草餅』

【よもぎ】草餅は一般的によもぎを使って作られています。

キクに似た葉、春の野草で、特有の香気があり、春に新葉をつんで食用にします。

おもに和菓子に使われますが、炊き込みご飯や汁物に加えても美味しいです。

又、古くから万能薬草といわれ薬効が高いことで知られています。

カロテンや各種ビタミンを含むので免疫力アップや肌の健康にもいいです。

今回は乾燥よもぎを使用していますが、新葉を茹でてあく抜きをしさらして作ると

フレッシュな香りが楽しめます。

【柏餅】

柏の木は新芽がでないと古い葉が落ちないことから、古くから「家系が絶えない」「子孫繁栄」として

縁起がよいものとされてきました。

それにあやかり柏の葉で包んだ柏餅を、端午の節句食べる風習が今に伝わっています。

お子様の健やかなる成長を願う節句の伝統行事は後世に残していきたいですね。

【材料】4個分

[もち生地]

上新粉 60g

白玉粉 30g

きび砂糖 大さじ1(9g)

塩 少々

ぬるま湯 40~60g

もっちり麦(乾燥) 15g (*注)

よもぎ(乾燥) 4g

ぬるま湯 適量

[あん]

小豆つぶあん 80~120g

【下準備】

もっちり麦は鍋で水から入れて沸騰させ、沸騰後20分茹で、ザルに上げ水気を切る。

よもぎはぬるま湯で戻し、ザルで水気を切り、更に手でしっかりと水気を切っておく。
※よもぎが粉末状の細かいものの場合は、キッチンペーパーを使用します。

※戻し方は乾燥よもぎのパッケージを参照して行って下さい。

あんは4等分にして丸めておく。

【作り方】

  1. ボウルに上新粉・白玉粉・きび砂糖・塩を入れざっと混ぜる。
  2. ”1”にぬるま湯を少しづつ加え、粉っぽさが残る程度に混ぜ合わせる。※粉の乾燥状態により水分量がかなり変わる。
  3. ”2”に茹でたもっちり麦を加え、混ぜ合わせて一つにまとめ耳たぶ位の硬さにする。
  4. 蒸し器を準備しコンロに置き火をつけて、蒸し器の中の水を沸騰させる。
  5. 火を止めて、蒸し台にの上にクッキングシートを敷き、”3”を4つにちぎり分け重ならないようにおき蓋をする。
  6. 強火で再沸騰させ中火で20分前後蒸す。
  7. ”6”を熱いうちにボウルに入れ、戻したよもぎを加え混ぜ合わせる。※つくように混ぜると食感がよくなる。
  8. ”7”を4等分に切り分ける
  9. ”8”を手の平サイズに広げてあんを包む。※手を水で濡らしながら行うと作業がしやすい。又、広げる際にふちの部分は薄くするとあんがバランスよく包める。
  10. 再度、蒸し器を準備しコンロに置き火をつけて、蒸し器の中の水を沸騰させる。
  11. 火を止めて、蒸し台にの上にクッキングシートを敷き、”9”を重ならないようにおき蓋をする。
  12. 強火で再沸騰させ中火で10分前後蒸す。

【仕上げ】

    皿に盛付る。

今回は、白玉粉を多めに加えて柔らかを出しています。
※白玉粉の量を減らして歯切れのよい餅にするのもお薦めです。

もっちり麦をもち生地に入れることで、つぶつぶもっちり食感が加わり食べ応えのあるおやつに。
水溶性食物繊維も摂取でき一石二鳥。

又、よもぎを加えず、あんを二つ折りにするよう挟み閉じ、柏の葉で包むと柏餅になります。

あんの種類をこしあん・白あん・ごまあん・芋あん・栗あん等変えても楽しめます。

是非!お試しください。

以前の投稿はこちら。

栄養士がご紹介する大麦メニュー第九弾!
栄養士がご紹介する大麦メニュー第八弾!
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栄養士が大麦を使ったメニューをご紹介!

*注)もっちり麦は、永倉精麦株式会社製造の調剤薬局専用商品です。