皆さんこんにちは。人材事業部横浜の下原です。
一月往ぬる二月逃げる三月去る
とは、よく言ったもので、新年始まり、あっという間に一月が終わろうとしています。
年度末から新年度にかけては、気持ちもソワソワソワソワと落ち着きがないのも
時の流れの速さを思うとしかたないのかもしれませんね。
忙しく、没頭している間はよいのですが、こうした忙しさの中で、
いろいろと考え込んでしまって、
気持ちが前に向かなくなってしまうことも…
口に出して言ってもしかたがないのだけれど、もやもやして・・・
感情のコントロールがうまくいかない・・・
自分だけがそんなことを考えているのではないかしら?
そんな悩み、ありませんか?
本日ご紹介する書籍
以下の「あるある」な悩み(一部重いテーマもございますが)について、明快な回答が準備されています。
「あるある」な悩み25
- 将来、食べていけるか不安
- 忙しい。時間がない
- お金持ちになりたい
- やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない
- 会社を辞めたいが、辞められない
- 緊張してしまう
- 自分の顔が醜い
- 思い出したくもない過去をフラッシュバックする
- 自分を他人と比べて落ちこんでしまう
- 他人から認められたい。チヤホヤされたい
- ダイエットが続かない
- 常に漠然とした不安に襲われている
- 人の目が気になる
- 友人から下に見られている
- 嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない
- 家族が憎い
- 恋人は妻(夫)とけんかが絶えない
- 不倫がやめられない
- 大切な人を失った
- やりたいことがない。毎日が楽しくない
- 人生の選択に迫られている
- 夜、孤独を感じる
- 死ぬのが怖い
- 人生がつらい
- 重い病気にかかっている
回答者は、かの有名な?(教科書的には有名な)哲学者
ソクラテス
アリストテレス
デカルト
サルトル
ブッダ
ニーチェなどなど。
紀元前生まれの人から、
つい最近までご存命の20世紀を代表する哲学者や今もご存命の認知心理学者まで
25名の「哲学者」が人生をかけて導き出した考えから私たち現代人の日常の悩みを解決するヒントが満載です。
仕事
健康
家庭
お金
紀元前に生きたひとも、現代に生きる私たちと同じように望み、同じように悩んでいるようです。
時代が変わっても、悩みのテーマはあまり変わらないようです。
気になるところだけ本屋の立ち読みもあり!
生涯における悩みのトリセツの1冊としてご購入もあり!
ぜひご一読ください。
参考文献が詳細に出ており、ご自身の興味ある分野を深追いすることができ、難しそうだな、と敬遠してきた「哲学」の大きな入り口になる1冊です。
ちなみに、私が真っ先に拝読したのは、こちら
悩み21:人生の選択に迫られている
回答:まちがった直感の声は大きくてよく通り、理性の声は、小さくて聞き取りにくい
【ダニエル・カーネマン(1934‐)アメリカの認知心理学者】
まっとうすぎて、ぐうの音も出ない…
私にとって、家庭と仕事の両立は、時間との戦いです。
何度、辞めてしまおうか、と考えたことか…
どこかに(誰かに)相談できるわけでもなく、
辞めてしまいたい、と考えていると、
どのようにすれば続けられるか、という考えはなく、
辞めるべき理由ばかりが頭をめぐります。
仕事を続けるか、辞めるか。
そんな人生の選択を迫られたとき、
「すでに答えが出ている」という言葉に引き寄せられ、手にとったことが、この書籍との出会いです。
「すでに答えは出ている」、この言葉に間違いはありませんが、直接的な解決策が書いてあるわけではないです。
その悩みに対する考え方の方向性を文字化してみせてくれる貴重な1冊となっています。
何かに悩んだら、勢いで事を進めるのではなく。
いったん立ち止まって、俯瞰してみる自分を意識する時間が持てるとよいですね。
【参考文献】
「その悩み、哲学者がすでに答えをだしています」文響社 (小林昌平)