こんにちは、東京人材事業部 加藤です。
すっかり空の色が透き通り、晩秋の冴え冴えした空気が気持ちのいいころですね。
皆様いかがお過ごしですか?
これまで特定保健指導を実施するうえでスキルアップにつながればというブログを書いて参りましたが、今回は今後、フリーランスとして特定保健指導のお仕事を始めてみたいなと思っている方に向けて、特定保健指導のお仕事を依頼する側からこれは覚えておいてほしいということを書かせていただきます。
その1.依頼先様のマニュアルと業務指示書を熟読する
フリーランスの方にお願する案件。
それは依頼先の特定保健指導受託会社様(以下、依頼先様)からいただいたお仕事になります。
依頼先様はそれぞれ独自のマニュアルを持っていますので、お仕事をお受けになった場合はマニュアル等の支援に必要な資料は事前に送付させていただきます。
必ずご一読ください。特に『業務指示書』
『業務指示書』は依頼先様が特定保健指導を依頼してきた健康保険組合様や地方自治体様と交わした契約に基づいての特定保健指導の流れが書かれています。
- 会場への入場の仕方
- 指導中の個人情報の取り扱い方
- 対象者様にお渡しするツールやグッズ
- 逆にお預かりする書類などの授受の方法
- 終了時の手順
などが書かれています。
これを把握していないと個人情報の紛失や書類の回収し忘れ、ツールやグッズの渡し忘れなどのトラブルが起きてしまいます。(過去に実際に発生しております)
担当した管理栄養士さんへのクレームだけで済めば良いですが、最悪、委託先様が次年度にお客様を失うことにもなりかねません。
ご自分のうっかりが大きな影響を持つということをお忘れなきようお願いいたします。
その2.時間を守る
お仕事に遅刻しないというのは当たり前ですが、面接も決められた時間を守るようにしてください。
お話し好き、逆にだんまり、やりたくないからはぐらかし……
対象者様を選べないのはこれまでのブログの中でも触れたことですが、与えられた時間はみんな同じです。
たとえ遅刻されようとも終わる時間は変わりません。
当日のスケジュールがぎっちりつまっていれば、次の対象者様をお待たせすることになり、クレームにつながることもあります。
それに何より、面接の報告書などの記入や次の対象者への準備の時間が取れません。
記録用紙の記入は後回しにすればするほど記憶が薄れ、書くことが減り継続支援の担当者に迷惑をかけることとなりますし、整理できていない机での作業は個人情報など書類の紛失につながります。
与えられた時間をうまく使って自分と対象者様の時間を守れるようにしてください。
その3.受けた仕事はよほどの理由でない限りドタキャンしない。
自分がやると言って手を挙げた仕事は責任を持って行ってください。
やむをえない事情がある場合(急病、葬祭)は仕方ないことだと思いますが、それ以外の場合は受けた仕事を優先してくださいますようお願いいたします。
依頼先様に迷惑はかけられないのである程度こちらも対応いたしますが、あまりにもキャンセルが多いと、安心してお仕事をお任せすることができないというのは、言うまでもありません。
受けたいと手を挙げていただいても、別に信頼できる候補者がいるのならそちらにお願いする、ということになってしまいます。
少し厳しい内容だと思われた方もおられるでしょう、また、仕事をするのだから当然だと思われた方もおられるでしょう。
フリーランスでお仕事を始めるとなれば、個人事業主として扱われます。
ご自分の評判はご自分の言動とお仕事に対する姿勢についてくるということをお忘れなきようお願いいたします。