こんにちは。名古屋営業所の山田です。
夏期休暇が近づく季節となりました!
ベタベタジメジメしますが、今年は思いの外、過ごしやすい?夏になりそうな予感です。
夏といえば暑さで食欲が減る時期、さらっと食べられるおやつ、夏の季語にも使われる水羊羹を手作りしてみませんか?
ということで今回は ”栄養士がご紹介する大麦メニュー”は、お・も・て・な・し♪にも使える『水羊羹錦玉のせ』のご紹介です。
『水羊羹』とは
練り羊羹や蒸し羊羹に比べ、あんや寒天を少なめにして煮詰めず作る水分の多い羊羹。
あっさりとした甘さが特徴で、冷やしていただくとより美味しいです。
『錦玉』は
寒天液に砂糖を加え煮溶かしてから冷やし固めたもの。
今回ご紹介するのは通常とは異なり、寒天ではなくアガーを使うことで、より透明に仕上げています。
水羊羹を寒天(天草)で、錦玉にアガー(カラギーナン)を使い、違う食感を楽しめる和菓子に仕上げました。
【材料】4個分 (120cc~150cc容器使用)
[水羊羹生地]
①粒あん(小豆) 180g
水 150cc
粉末寒天 小さじ2/3(1.5g)
きび砂糖 8~12g
②もっちり麦(乾燥) 4.5g(茹でもっちり麦20g) (*注)
[錦玉生地]
③アガー 10g
グラニュー糖 20~40g
水 200g
④もっちり麦(乾燥) 4.5g(茹でもっちり麦20g) (*注)
【下準備】
- ①の粒あんは、冷たい時は常温に戻しておく。
- ②と④のもっちり麦は鍋で水から入れて沸騰させ、沸騰後20分茹で、ザルに上げ水気を切る。
きび砂糖とグラニュー糖の量は、粒あんの甘さにより好みで調整する。
【水羊羹の生地作り】
- ボウルに粒あんを入れておく。
- 小鍋に水を入れ、粉末寒天をふり入れて混ぜる。
- 2.を中火にかけ、沸騰後火を弱め沸騰を保ちながら2分加熱。
- 3.を火を止め、きび砂糖と茹でたもっちり麦を加え混ぜる。
- 4.を再び中火にかけ、沸騰後火を弱め沸騰を保ちながら2分加熱。
- 固まるかどうかチェックし、粗熱をとり、1.の粒あんに少しずつ寒天液を加え混ぜ合わせる。
- 冷ましながらとろみがつき始めたら器に分け入れる。冷蔵庫で冷やし固める。
【錦玉の生地作り】
- 小鍋にアガーとグラニュー糖を入れて混ぜ合わせ、水を加えて混ぜる。
- 1.を中火にかけ、沸騰後火を弱め沸騰を保ちながら1~2分加熱。
- 固まるかどうかチェックし、茹でたもっちり麦を加え混ぜ、粗熱をとる。
- 冷ましながらとろみがつきもっちり麦が浮遊する状態になったら、水羊羹の器に分け入れる。冷蔵庫で冷やし固める。
こちらが出来上がり全量です。
今回は粒あんを使用していますが、お好みでこしあん・白あん・抹茶あん・梅しそあん等
又、錦玉に色付けしたりしてアレンジをお楽しみ下さい。
もっちり麦は、粒粒食感&ボリュームUP&麦のうまみが加わり美味しくなるだけでなく、水溶性食物繊維をとることができます。
更に寒天とアガーの食物繊維も♬
是非!お試しください。
以前の投稿はこちら。
栄養士がご紹介する大麦メニュー第六弾!
栄養士がご紹介する大麦メニュー第五弾!
栄養士がご紹介する大麦メニュー第四弾!
栄養士がご紹介する大麦メニュー第三弾!
栄養士がご紹介する大麦メニュー第二弾!
栄養士が大麦を使ったメニューをご紹介!
*注)もっちり麦は、永倉精麦株式会社製造の調剤薬局専用商品です。