こんにちは!執筆スタッフの橋本です。
10連休のゴールデンウィークが終わり、年号が変わり、バタバタしているうちに5月が始まり、あっという間に6月。天候はすっかり初夏というより夏の陽気ですね!
10連休、いかがお過ごしでしたか?
もうずいぶん昔のことのように思えますね;私は教室でレッスンをしたり、他で管理栄養士のお仕事させて頂いたり家族の時間があったり、充実した10連休でした。
前回のブログで甘酒スイーツレッスンをした、ということを書かせていただいたらそれについて詳しく聞きたいというお声を頂いたの今回書かせていただきました。
飲む点滴、と言われる甘酒には二種類あります。
酒粕と砂糖と水から作られるものと米糀と水から作られるものです。
前者は酒粕が原料となりますのでアルコールが入っており、妊婦さんや子供は飲むことができませんが、後者はノンアルコールなのでどんな方にも飲んでいただけます。
この二種類を区別するために私が所属する日本糀協会では後者を甘糀、と呼んでいます。
甘酒として飲むだけではなくなにか他にも使い道がないの?
と生徒さんからリクエスト頂き、甘糀=甘い、スイーツ!!
ということで今回はスイーツのご紹介をしました。
レッスンは最初に甘糀とは?
を説明させて頂きます。
それに加えて、甘糀スイーツレッスンです。
こちらは甘い甘糀だけでなく、お砂糖も使います。
その訳はお砂糖の特徴にある!!というお話も。
最近お砂糖を使うのが悪、の様な風潮があり、砂糖の代わりに甘糀使ってます!
という方も多くなりました。自然な甘さの甘糀を使っていただくのはとってもお勧めなのですが、お砂糖の代わり全てを甘糀が賄いきれるわけではありません。特に焼き菓子にはお砂糖の持つ保水性、たんぱく質凝固抑制作用、泡立ちを保つ作用などがとっても大切になります。
これは甘糀にはない特徴です。
なので使い分けが必要です!
というお話です。
そしてみんなでスイーツ作り。
当教室の生徒さんは9割が子育て真っ最中のママ。
レッスンも子連れで受けていただけるのでお子様連れがとっても多いです。
なので大人も子供もみんなで作ります!
今回は
ミルクゼリー
スコーン
クレープ
をみんなで作り、シフォンケーキは私が前日に作っていきました。
レッスンとしては4種類のスイーツのご紹介。
そしてランチのサンドイッチ
デザートプレートにのせて完成★
食しながら、紅茶レッスン!
今回の甘糀スイーツレッスンは紅茶の先生とのコラボ企画でもあります。
私の昔からの友人である先生も子育て真っ最中のママ。独身時代に紅茶が好きでいろいろ勉強して道具も持っていますが、自分の趣味の範囲での活用とのこと、その知識と道具、是非活かして欲しいと講師デビューして頂きました。
私もそうでしたが子育て中ってどうしても子供中心の生活になり、自分が何が好きだったのか?すらわからなくなります。そして社会と離れた生活になりがち、人の前に立って話すなんてもってのほか!
せっかくいいものをもっているのにもったいない!!
今回の先生も最初はノリ、で誘ったのですがあまりに生徒さんの反響はいいし、本人も自信がついたということで今後はママの能力開花のコラボレッスンもしていきたいと強く思いました。
甘糀、今回はスイーツのご紹介レッスンでしたが、他にも教室では調味料として万能タレを作ったり、6月には夏に向けてカレーに活用したレッスンも行っていきます。
今回の甘糀スーツレッスンで調理したレシピはご紹介できないのですが、これから暑くなる季節、簡単に作れる甘糀シャーベットはいかがでしょうか?
甘糀シャーベット
【材料】
- 甘糀・・・100g
- 水・・・100g
- お好みのレモン果汁、ジュース
【作り方】
- 上記をよくまぜてタッパーなどの密閉容器に入れて冷凍庫に入れる。
- 2時間おきくらいに全体をかき混ぜて空気を入れる
- シャーベット状になったらできあがり。
これからの時期、梅酒や梅ジュース、を入れてみるとさっぱりとした感じになっていいと思います。
フルーツや水の代わりに豆乳や牛乳入れてみると食感がまた違ったものができます。
市販のストレートで飲める甘酒、よりは甘酒の素、的な濃いめの甘糀で是非!お試しください。
10連休のお疲れがなかなか抜けない、新年度が始まって少し落ち着きちょっと疲れが出始めた、日中の暑さと朝や夕方の気温差にちょっと体がしんどくなっている、そんな方、甘糀を活用して是非初夏に向けて体調管理していきましょうね!
以前のコラムは、こちら
糀コラム ~その9~
糀コラム ~その8~
糀コラム ~その7~
糀コラム ~その6~
糀コラム ~その5~
糀コラム ~その4~
糀コラム ~その3~
糀コラム ~その2~
糀コラム ~その1~