こんにちは!東京人材事業部の那須野です。
新年度が始まり、ついに新元号が発表されましたね。まだまだ使いなれない
【令和】
ですが、その名に込められた意味のように、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代となってほしいものです。
さて、私たち栄養士は養成校で必ず、献立の立て方を学び、実際に献立を立てて調理をするという授業を受けているかと思います。
しかし、実務ではサイクルで献立使って一部の献立を変更したり行事食を取り入れたりすることが多く、ゼロから献立作成をする機会というのはなかなかないものです。
そこで今回
- 献立作成を学び直したい方々
- 既存の献立で物足りなさを感じている方々
に向けて『献立作成講座』を開催いたしました!!
今回は、長きにわたる病院勤務ほか様々な管理栄養士業務の経験をお持ちで、現在は
認定栄養ケアステーション(栄養ケアサポートLINKのぼりと)
を開設し地域医療に貢献する傍ら、大妻女子栄養大学で講師もしておられる花本先生を講師としてお招きいたしました。
先生のお話は終始魅力的で、
献立の本質や意義
- 栄養士の考えるアプローチ
- 治療に貢献する食事の提供には
- 「食べ物」についての考えを知ることは
- 病院における給食の提供は、5つの特筆すべき特徴を持つ
病態に応じた展開
- 約束食事箋を作ってみる
- 献立作成時に気を付けること
- 常食から治療食への献立展開
- 献立展開のコツ
といったお話から
実際にグループワークで献立を立てて栄養価計算までするというフルコース!!
座学では献立を考えるにあたって必要な情報や書類、考え方や順序などについて学びました。
皆さん熱心に先生のお話を聞いておりますが、喫食者の嗜好…ということで、
実は花本先生、大好きないちご大福について熱く語っております。
喫食者の食べる意欲を引き出すためには喫食者の嗜好調査(好き嫌い)は重要な情報なのです。
献立の立て方を学んだあとはグループワークでの実践!!
食品構成や条件を意識しながら献立会議の始まりです。
限られた時間の中で皆さん協力して献立を組み、栄養価の微調整をして素敵な献立を完成させました。
できれば紙面でのデータでとしてではなく、実際に調理や試食をし、視覚や嗅覚、味覚で確認してこその献立なのですが、今日はここで終了。
次回はぜひ、自分たちが立てた献立にそって調理し、喫食までしてみたいと思います。
【受講者の声をご紹介】
- 献立作成は業務の中で苦手な分野だったがポイントや実践を学んだことで少し自信がもてそうです。
- 先生の話が分かりやすく、的確でした!
- 改めて、給食管理の大切さがわかった。
- 献立作成の楽しさを思い出しました。
- 今まで自分がやってきた業務の本質がよく分かった。
献立は自分自身の嗜好や習慣につい偏りがちで、栄養面を充足させることを考えると、満足度を上げるのが難しいのですが、喫食者の満足こそ、私たち栄養士のやりがいですよね。
「魅力的な献立」とは、
「食べる意欲」を引き出すためには…
栄養士が献立作成をするにあたって大切なことが詰まった講座でした。
弊社ではその他にも業務に役立つさまざまな講座を開催しております。ぜひご参加ください!!
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