
こんにちは!
Dietitian Job運営会社、東洋システムサイエンスの管理栄養士 徳田です。
本日は、2025年2月2日に開催した「Online Salon ~栄養士向け好感メイク~」について報告いたします。
当日は、弊社のブログにもご寄稿いただいている藤井先生を講師にお迎えし、7名の管理栄養士の皆さんにご参加いただきました。
〇自己紹介・アイスブレイク
自己紹介・アイスブレイクではご自身の「Good&New」をお話ししてもらいました。
新しい焼き菓子のお店を発見したり、栄養士以外の資格を取得したりと、皆さんの生活の中の良かった出来事を共有できる時間となりました。
〇栄養士向け好感メイク
藤井先生はフリーランスの管理栄養士としてお仕事をしていらっしゃいますが、美容師の資格を取り、ヘアメイクさんとして働いていたというご経歴もお持ちです。
今回は、栄養士メイクのポイント、メイクとヘアについて、よくあるお悩みや質問、まとめと個別質問という流れでご講義をしていただきました。
栄養士メイクのポイント
まずは栄養士メイクの基本を教わりました。
栄養士メイク≒オフィスメイク≒女子アナ系メイクであり、トレンドを追いかける必要はなく、大切なのは清潔感があることです。
「清潔感」
まずは毛の処理、粉吹きや皮むけがないか、顔の中心が明るくなっているかという項目の確認です。
例えば毛の処置というと、普段から眉や鼻毛などは身だしなみとして整える方が大多数かと思いますが、お顔全体の産毛の処理も大切になります。
産毛が残っていると青黒く見えたり化粧ノリが悪くなったりしますし、鼻の黒ずみだと思っていたのが実は毛だったということもあるそうです。
「健康的で信頼感のある顔」
ラインをしっかり取ること、くすみのない顔色を目指すことで、健康的で信頼感のある顔を演出できます。
眉下や口角のライン取りや、顔の赤み・色別のクマを隠すためにおすすめのコンシーラーについてご解説いただきました。
「ベースメイク」
マスクや、長時間のお仕事にも耐えられるベースメイクの基本は、しっかり保湿で強い土台をつくることと、ただ塗るだけではなく定着させることと教わりました。
化粧水・乳液のあと少し時間をおいて定着させる、下地を塗った後も少しおいて定着させる、ファンデを塗って定着させる・・・のように工程ごとにしっかりなじませることで崩れにくくなります。
先生は定着させている時間で朝ご飯や外出準備をする「ながらメイク」をしているとのことでした。
また、長時間経過後にもきれいに見せるためには、最初からツヤ感のある肌を目指すのではなくマット気味にしておくようおススメしていただきました。
「ポイントメイク」
眉毛:ツヤの出ている(油っぽい)ところに塗らず、パウダーなどでさらっとさせてから。落ちやすい方はリキッドや眉ティントの選択も。
目元:パンダ予防には黒や濃色のシャドウを選ばない、真っ黒のマスカラは避ける、まつ毛のカールをしっかりつくる。まつエクをするなら自然な感じに。
リップ:好きな色でよいがラインをしっかり。唇の厚みに合わせて選ぶのも良い。
「カメラ前のメイク」
カメラを通すと色飛びしやすくなるため、眉・チーク・リップはしっかり目に色を乗せます。
はっきり見えるくらいの色味でよいですが、粒が大きいラメは写真に写るとゴミっぽく見えるため要注意です。
おくれ毛はすっきりまとめるか、束感やツヤ感があるように固めます。
また、フェイスラインの見え方が変わるので、カメラは少し上に置くよう角度を調整するとお顔周りが締まって見えるとのことです。
メイクとヘア
メイクがばっちりでも髪の毛を整えていないと、清潔感がないように感じられてしまいます。
ヘアアイロンやスタイリング剤を使って髪の毛のツヤを出して品性をアップさせたり、耳や額を出すスタイリングで「受け入れ体制にある」「信頼感がある」ことを印象付けたりすることができるそうです。
よくあるお悩みや相談
先生から、一般的によく聞かれる質問への回答をいくつか紹介していただきました。
「ブルべ・イエベのメイク」
ブルベとイエベとは何かを教えていただきましたが、結論としては「顔全体で統一感があればポイントメイクに取り入れるのは好みのものでOK」
ただし、日本人はイエベが多いので色選びで迷ったらイエベ系カラーを選ぶとミスマッチ感は少ないかもしれないとのことです。
「左右の眉毛が違う」
噛み癖や姿勢でも左右のバランスは変わるものという解説を前提に、眉頭の高さを合わせることと黄金比を意識することがポイントとお話しいただきました。
黄金比についてとおすすめの眉ペン、眉の書き方もアドバイスいただきました。
「メイクブラシの揃え方」
熊野筆など良いものを1つ買うならまずは40㎜あるチークブラシがおすすめとのことで、先生のお持ちの筆を見せていただきました。
アイシャドウブラシやチップは国産メーカーのものは付属品でも十分品質は良いので、まずはチークブラシ、次はコンシーラーブラシ(平筆)が良いとおっしゃっていました。
「コスメの値段・コスパ」
美容で何にお金をかけるかは難しい問題ですが、シミ消しやニキビであれば皮膚科などの医療の力が効率的なようです。
マスカラや眉ペン、アイライナーなどはプチプラでも、ベースメイクはお金をかけると仕上がりに差が出やすいとのこと。
シャドウやチークは好みだそうですが、アイシャドウのラメの輝きは高価なものの方がきれいでしたので、肉眼でわかるように輝かせたい時には高いものの方が良いかもしれません。
(ZOOM越しではあまり違いを感じませんでした)
〇個別質問・交流
講義の中で出てきたメイクアップのコツからご自身で学んだり実践したりしていることについてまで様々な質問がございました。たくさんの話題が出ましたのでそのうちいくつかご紹介します。
・鼻周りのチーク:鼻先にチークをのせるメイクではかわいらしさが強調され、鼻下チークでは人中短縮効果が期待できる。人中は年齢とともに伸びてくるので、鼻チークだけでなくリップの上のラインをくっきりさせることでも若々しく見えるそうです。
・産毛の処理:お肌が強ければワックスでもOKだけれどおすすめは電動シェーバー。
・自眉が薄い:ティントで着色すると平日の時短にもつながります。また、産毛を処理することで自眉がくっきりして見える効果も。
・仕事後に予定がある時のお直し:よれたベースを整えなおした後、目元のCゾーンにツヤ・チークとリップにカラーを足すと華やかにできます。
〇参加者の感想(一部抜粋)
◎巷の美容情報と、自分に似合うメイクは違うため、個人的なアドバイスがもらえてとても参考になりました。
◎ヘアメイクに関しては期待以上でした。皆さんもメイクへの関心が高かったようで、講師の管理栄養士としての仕事内容について聞く事が出来なかったのが少し残念でした。ただ、管理栄養士として働くことに自信と勇気を頂きました。
◎今まで、あまり気にしていなかったようなことも、ポイントになることがわかり、とても参考になりました。 とくに、心理学的にも検証されているという、耳や額を出すテクニック?は、会社の同僚にも伝えようと思っています。 今日は、ありがとうございました